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ハチに刺された時の薬は?市販薬の選び方・応急処置・受診の目安

ハチに刺された時、「薬を塗っておけば大丈夫?」「市販薬で対応できる?」と不安になる方は多いと思います。特にスズメバチやアシナガバチに刺された場合は、強い痛みや腫れが出ることもあり、つい慌ててしまいますよね。

結論からお伝えすると、軽い腫れ・かゆみ・痛みであれば、ステロイド成分や抗ヒスタミン成分を含む虫刺され用の市販薬が選択肢になる場合があります。ただし、ハチ刺されで本当に注意したいのは、薬で抑えられる局所症状ではなく、全身に出るアレルギー反応です。

この記事では、ハチに刺された時に使われる薬の考え方、市販薬を選ぶ時のポイント、病院へ行くべき症状の見分け方を、医療機関や自治体の情報をもとに解説します。

目次

ハチに刺されたら、薬を塗る前にまず安全な場所へ離れる

ハチに刺された直後にいちばん大切なのは、薬を探すことではなく、その場から静かに離れることです。

巣の近くで刺された場合、近くにまだハチがいる可能性があります。手で振り払ったり、大声を出したり、走り回ったりすると、ハチをさらに刺激してしまうおそれがあります。まずは姿勢を低くしながら、ゆっくり安全な場所へ移動してください。

安全な場所に移動したら、次のように対応します。

  • 刺された場所を確認する
  • 針が残っていれば、カードの縁などで横にスライドさせるように取り除く
  • 患部を流水で洗い流す
  • 患部を冷やす
  • 必要に応じて薬を塗る
  • 全身症状が出たら、すぐに医療機関へ相談する

豊島区の案内でも、ハチに刺された場合は「針を抜く、流水で洗う、抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏を塗る」といった応急処置が紹介されています。また、発疹・吐き気・呼吸困難などが出た場合は、直ちに病院で治療を受けるよう案内されています。

刺された直後の応急処置の詳しい手順は、別記事で解説しています。

▶ ハチに刺された時の正しい対処法はこちら

ハチに刺された時に使われる薬の種類

ハチに刺された時の薬は、大きく分けると次のようなものがあります。市販薬を選ぶ際の考え方も合わせて整理します。

ステロイド成分の塗り薬

ハチに刺された後は、刺された部分が赤く腫れたり、熱を持ったり、翌日以降に腫れが強くなったりすることがあります。このような炎症を抑える目的で、ステロイド成分を含む外用薬が選択肢になる場合があります。

市販薬で購入できるステロイドの強さは、ストロング・ミディアム・ウィークの3段階に分けられており、ストロングが最も強いランクです。腫れや痛みがしっかり出ているハチ刺されには、フルコートf、ベトネベートN軟膏AS、リンデロンVsなど、ストロングクラスのステロイド成分を含む商品が候補になります。

腫れが比較的軽い場合や、かゆみが中心の場合には、ステロイドと抗ヒスタミンを両方配合したムヒアルファEXのようなミディアムクラスの商品も選択肢になります。ただし、ムヒアルファEXの製造元である池田模範堂の公式情報でも、ハチ刺されでは腫れや赤みが強く出ることが多いため「症状を抑えきれない場合もある」と案内されています。

商品によって使用できる部位・年齢・症状・使用期間が異なります。顔まわり、目の近く、首、粘膜の周囲、小さなお子さんへの使用は特に注意が必要です。

ドラッグストアで購入する場合は、自己判断で選ぶのではなく、「ハチに刺された後の腫れ・痛み・かゆみに使える薬を探しています」と薬剤師に相談することをおすすめします。

抗ヒスタミン成分の塗り薬

抗ヒスタミン成分は、かゆみを抑える目的で使われることがあります。ジフェンヒドラミンやクロルフェニラミンなどが代表的な成分です。

ハチ刺されでは、刺された直後の強い痛みや腫れが落ち着いたあと、かゆみが出てくることもあります。かゆみが中心の場合や、腫れが比較的軽い場合には、抗ヒスタミン成分を含む塗り薬が選択肢になります。

また、市販薬の中には、ステロイド成分と抗ヒスタミン成分の両方が配合されている商品もあります。どの薬が合うかは症状や体質によって変わるため、不安な場合は薬剤師や医師に相談しましょう。

痛みが強い場合の内服薬

刺された直後の痛みが強い場合、市販の痛み止めを検討する方もいると思います。

ただし、持病がある方、ほかの薬を服用中の方、妊娠中の方、小さなお子さん、高齢の方は、自己判断で薬を使わず、薬剤師や医師に相談してから使用する方が安心です。

腫れや炎症が強い場合、数日たっても改善しない場合、顔や首まわりを刺された場合は、市販薬で済ませようとせず、皮膚科や内科など医療機関への相談を検討してください。

市販薬を選ぶ時は「ハチに刺された」と薬剤師に伝える

ドラッグストアで薬を選ぶ場合は、「虫刺されの薬がほしい」とだけ伝えるよりも、「ハチに刺された後の腫れ・かゆみに使える薬を探しています」と伝える方が、適切な商品を案内してもらいやすくなります。

ハチ刺されは、蚊に刺された時のような軽い虫刺されとは違い、痛みや腫れが強く出ることがあります。市販薬を選ぶ際は、以下の点を薬剤師に伝えるとスムーズです。

  • いつ刺されたか
  • どこを刺されたか
  • 腫れや痛みの強さ
  • 息苦しさやじんましんなど全身症状の有無
  • 過去にハチに刺された経験
  • 持病や服用中の薬の有無

薬は便利な選択肢ですが、ハチ刺されでは「薬を塗れば必ず大丈夫」とは限りません。特に全身症状がある場合は、市販薬よりも医療機関の受診が優先です。

アンモニアや尿は効果がある?昔ながらの民間療法に注意

「ハチに刺されたらアンモニアを塗る」「尿をかける」といった話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

しかし、ハチ刺されに対するアンモニアの効果は、現在では否定されています。

日本皮膚科学会のQ&Aでは、ハチに刺された場合は安全な場所で静かに横になり、局所を冷やすことが案内されています。また、昔から言われるアンモニアを塗る方法については、効果がないと説明されています。じんましん、腹痛、気分不良などがある場合は、直ちに救急車を呼ぶ必要があるとも案内されています。

また、日本医師会の情報でも、アンモニアなどをかけても毒が中和されることはないと説明されています。

ハチに刺された時は、昔ながらの民間療法ではなく、

  • 安全な場所へ離れる
  • 流水で洗う
  • 患部を冷やす
  • 必要に応じて薬を使う
  • 症状によって医療機関を受診する

という基本を守ることが大切です。

ハチの毒に対して、気合いや根性は効きません。効くなら、私たち駆除業者の防護服はもう少し涼しいはずです。

すぐ病院・救急相談が必要な症状

ハチに刺された後、次のような症状が出た場合は、薬を塗って様子を見る段階ではありません。すぐに医療機関へ相談、または救急要請を検討してください。

  • 息苦しい
  • ゼーゼーする
  • 声がしわがれる
  • のどが詰まる感じがする
  • 顔・唇・まぶたが腫れる
  • 全身にじんましんが出る
  • 吐き気、腹痛、下痢がある
  • めまい、ふらつきがある
  • 意識がぼんやりする
  • 冷や汗が出る
  • 唇や爪が青白くなる
  • 動悸が強い
  • 過去にハチ刺されで強いアレルギー反応が出たことがある

これらは、アナフィラキシーと呼ばれる重いアレルギー反応の可能性があります。

大阪府医師会は、ハチに刺された場合、人によってはアレルギー反応を起こし、アナフィラキシーと呼ばれるショック症状につながることがあると説明しています。呼吸困難や血圧低下などを起こし、重い場合は命に関わることもあるため注意が必要です。

少しでも異変を感じた場合は、我慢せず医療機関へ相談してください。判断に迷う場合は、救急安心センター事業「#7119」に相談できる地域もあります。緊急性が高いと感じる場合は、迷わず119番通報してください。

2回目以降に刺された場合は特に注意

ハチに一度刺されると、体内にハチ毒に対する抗体ができることがあります。そのため、2回目以降に刺された時に、強いアレルギー反応が出るケースがあります。

ただし、「2回目だから必ず危険」「1回目だから絶対に大丈夫」と単純に決まるわけではありません。初めて刺された場合でも強い症状が出ることはありますし、2回目以降でも軽症で済むこともあります。

大切なのは、何回目かだけで判断せず、刺された後の体調変化を見ることです。

息苦しさ、じんましん、吐き気、めまい、意識がぼんやりするなどの症状がある場合は、回数に関係なく、すぐに医療機関へ相談してください。

エピペンを持っている方は医師の指示通りに使用する

過去にハチ刺されでアナフィラキシーを起こしたことがある方や、ハチ刺されのリスクが高い環境で働く方は、医師からエピペンを処方されている場合があります。エピペンは、アナフィラキシー症状が出た際に使用するアドレナリン自己注射薬です。大阪府医師会の情報でも、重症化が予測される人や、山奥での作業などすぐに治療を受けることが難しい人に対して、アドレナリン自己注射薬が処方されることがあると説明されています。

実際に、ハチ駆除業者である私自身もエピペンを所持しています。これまでハチ刺されによるアレルギー症状が出たわけではありませんが、日常的にハチと接する仕事である以上、万が一のアナフィラキシーショックに備える必要があると考え、近くのかかりつけ医に相談して処方してもらいました。幸いなことに、これまで一度も使用したことはありません。

ただし、エピペンは「持っていれば安心」というものではなく、必ず医師から受けた説明に従って正しく使用する必要があります。また、エピペンはあくまで救急車や医療機関につなぐまでの応急処置です。使用後に症状が落ち着いたように見えても、必ず医療機関で診察を受けてください。

腫れが強い・長引く場合も受診を検討

ハチに刺された直後に全身症状がなくても、後から腫れが強くなることがあります。次のような場合は、皮膚科など医療機関で相談すると安心です。

  • 腫れがどんどん広がる
  • 痛みが強い
  • 患部が熱を持っている
  • 数日たっても改善しない
  • むしろ悪化している
  • 顔・まぶた・口の中・喉の近くを刺された
  • 複数箇所を同時に刺された
  • 子どもや高齢の方が刺された

「薬を塗ったから大丈夫」と無理をせず、不安がある場合は早めに専門家に確認してください。ハチ刺されの腫れは、刺された翌日や2日目に強くなることもあります。

刺された場所の近くにハチの巣がある可能性も

ハチに刺された場合、その近くにハチの巣がある可能性があります。特に次のような場所で刺された場合は注意してください。

  • 玄関まわり
  • 軒下
  • 屋根の隙間
  • ベランダ
  • 庭木・生垣
  • 物置・倉庫
  • 室外機周辺
  • 換気口まわり
  • 戸袋や雨戸まわり
  • 屋根裏

ハチは住宅まわりのさまざまな場所に巣を作ります。特に7月から10月ごろは巣が大きくなり、働きバチの数も増えやすい時期です。ハチの出入りが多い場所を見つけた場合、近くに巣がある可能性があります。

刺された後に「巣を探そう」と近づくと、再び刺される危険があります。スズメバチやアシナガバチは、巣を守るために集団で攻撃してくることもあります。

ハチの出入りが多い場所を見つけても、無理に確認しようとせず、距離を取って様子を見てください。

ハチに刺された時の応急処置はこちら

この記事では、ハチに刺された時に使える薬を中心に解説しました。

刺された直後の安全な離れ方、流水で洗う手順、冷やし方、やってはいけない行動については、以下の記事で詳しく解説しています。

ハチに刺された時の正しい対処法を詳しく見る

まとめ|薬は局所症状への対応。全身症状があればすぐ相談を

ハチに刺された時、軽い腫れ・かゆみ・痛みであれば、ステロイド成分や抗ヒスタミン成分を含む市販薬が選択肢になる場合があります。

市販薬では、ストロングクラスのフルコートf、ベトネベートN軟膏AS、リンデロンVsなどが候補として挙がります。腫れが比較的軽い場合や、かゆみが中心の場合には、ムヒアルファEXのようなミディアムクラスの商品も選択肢になります。症状や使用部位、年齢、体質によって適した薬は異なるため、購入時は薬剤師に「ハチに刺された」と伝えて相談しましょう。

ただし、ハチ刺されで本当に注意すべきなのは、アナフィラキシーなどの全身症状です。息苦しさ、じんましん、吐き気、めまい、意識がぼんやりするなどの症状が出た場合は、薬を塗って様子を見るのではなく、すぐに医療機関へ相談してください。

そして、刺された場所の近くにはハチの巣がある可能性があります。再び刺される前に、巣を見つけても無理に近づかず、専門業者へ相談することをおすすめします。

岐阜県・愛知県でハチの巣を見つけた、もしくはハチをよく見かけるという方は、ハチ駆除お助け隊までご相談ください。写真を送っていただければ、巣の種類や状況に応じた概算のお見積もりも可能です。

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参考情報

この記事は、以下の公的機関・医療機関等の情報を参考に作成しています。

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